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#ちょゆきアトレ辞めたってよ その④バリューについて考える

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Wantedlyでの転職活動を経て、自分の価値観を明確にしていったものの、自分がその会社に提供できるバリューについてはまだまだ言語化できていないことを痛感しました。

 

 


迷いは言葉に現れる


そのような観点で自分の職務経歴書を客観的に見るとアトレを含めて3社の経験が網羅的に書かれていていて何が売りなのかがよくわからない書類になっていました。

 

当時、僕はデジタル関連の業務経験がわずか3年しかなく、その3年間も専業ではなく、あくまで1つのプロジェクトとしてデジタルに関わっていたに過ぎなかったので、自分のデジタルへの経験値にいまいち自信が持てていませんでした。

 

その短いキャリアを「デジタル×〇〇」という掛け合わせで何とか補完しようと、無意識で自分のキャリアを網羅的に書いていたのだと思いますが、当然〇〇に明確な意図がない職務経歴書をそのように見る人はいません。

 

またどこが最大の売りが分からない職務経歴書は、おそらく面接官も何を聞けばよいか分からず、質問も散漫になってしまいます。どれもそれなりには答えるのですが、限られた時間の中で印象に残るような経験を伝えることがあまり出来ていなかったように思います。

 

散漫な職務経歴書は何もかもが中途半端に見え「自分は、何でもできるが、何もできない人間です」とアピールしているかのようでした。

 


今の時代に求められる人材とは?


この時期ぐらいから、リクルートエージェントでの活動も再開しようと思い、再度面談の日程を設定頂きました。

 

 

面談前にメールで、僕がご担当者にお願いしたオーダーは、

 

年収1,000万円以上の求人のみ出してほしい

 

です。

 

今考えるとだいぶ乱暴な問いだったなと思います。
この時は、会社に提供するバリューの対価として1番分かりやすいのが年収だと考え、今の自分の年齢で年収1,000万円の値段がつけられる人はどのような能力を持った人なのかを知りたくこの問いを投げかけさせて頂きました。

 

面談時には、現時点でご紹介できる年収1,000万円の求人は歩合制の営業職しかありませんとの事でした。
僕は「僕の年齢でどんな能力を持っている人が最も高い対価で契約されているのか?」を知りたいという意図をご説明させて頂きました。

 

その時にお伝え頂いたのは以下の2つでした。


① 経営層もしくは経営層に近い立場でのマネジメント経験
② その人の経験で生み出された独自の専門性

 

お金を求めて転職活動をスタートしたわけではありませんでしたが、一般的に世の中で価値とされる要素を聞けたのは大きなターニングポイントでした。

 

 

「自分がやりたいこと」「自分ができること」「世の中が求めている能力」の中で自分が何を見据えていくのかを改めて考え、職務経歴書をブラッシュアップしていきました。上記3つの要素を踏まえつつ、職務経歴書をブラッシュアップしていくことで、徐々に自分の方向性も整理されていきました。

 

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