ちょゆき(仮)’s blog

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#ちょゆきアトレ辞めたってよ その⑥わずかに届かない壁

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インバウンド業界への転職活動

デジタル領域における今後のポジショニングなどを考え、インバウンド領域のビジネスを中心にオファーを行うことにしました。

 

改めて見ると、インバウンドと一重にいっても色々なビジネスがあることが分かりました。

訪日外国人向けのマーケティング事業を行っている会社をはじめ、地域ブランディング会社、旅行アプリ開発会社、民泊事業会社など、アウトバウンド領域まで視点を広げれば、さらにその領域は広がりました。(民泊事業などは宅建を持っていることが有利などの発見もありました)

 

事業会社のインバウンド採用は僕が見る限りは全くなかったため(募集があっても高い語学力が必須)、提案会社側を中心に応募してきました。

 

 

僕のやってきた「現状把握→戦略策定→トライアル実行→本施策推進」という基本原則に乗っ取って実行してきたインバウンド業務の経験は、ある一定の評価を受けつつも、最終面接でぎりぎり不採用ということが何度もありました。

 

主な理由は、「戦略の重要性は理解しつつも、現時点では事業者側からそのような案件は少なく、今はテクニカルなスキルを持っている人間を求めている」というものでした。

 

ある意味「インバウンド領域は戦略が弱い」という自分の見立ては間違っていませんでしたが、戦術を重ねながら知見を溜めているフェーズのインバウンド業界では戦術(広告など)の場数を多く経験していることの方が価値が高く、また語学が弱いということも大きなマイナス要素になったように思います。

 

 

現場への異動

そうこうしている中で、自分の環境にも大きな変化が訪れました。

2018年7月1日に戦略企画室から恵比寿店に異動することが決まりました。

 

商業デベロッパーとしてのキャリアパスを考えれば将来的な異動は想定していましたが、デジタル戦略やインバウンド戦略などこれから知見を溜めて戦略の精度を上げていくタイミングでの異動は全くの想定外でした。

 

現業務がこれからというタイミングだったことと、前述のインバウンド関連の転職活動で最終選考待ちが数社あったこともあり、気持ちが整理されないまま、恵比寿店に異動することとなりました。