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#ちょゆきアトレ辞めたってよ その③自分の価値観を考える

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リクルートエージェントに登録したものの自分の価値観が定まっていないことを改めて痛感し活動方法の見直しを行いました。

 

目次

 

 

共感重視の転職活動


次に活用したのがこちら。

www.wantedly.com


Wantedly」はいわゆる企業と個人のマッチングアプリという感じのサービスです。
自分のプロフィールを登録しておくと、求人に対してエントリーが可能でき、企業側からオファーが来たりもします。

 


企業側の料金体系も無料トライアルから、月額3万円、5万円、9万円、50万円~と安価な金額からの利用が可能で、かつ成功報酬もないため、スタートアップ企業などが多く登録されている印象があります。

下記が企業採用者向けのページですが、採用者視点の情報も違う採用の違う切り口が見えてなかなか面白いなと思います。

www.wantedly.com

 


Wantedly」の最大の特徴は、企業と個人の共感を重要視したプラットフォームであるという事です。そのような位置づけから、ガイドラインでも給与や福利厚生の表記などを一切禁止にしています。

www.wantedly.com


デジタル関連事業はホームページだけではわからない部分がありますし、雇用する側、される側、双方失敗したくないという心理は当然あると思うので、このようにまずはフラットに会話をしてから双方納得いった形で採用活動に移るというのは現代社会にマッチしていると思いますし、優秀なインターンを獲得するには最適なプラットフォームではないと個人的には思います。

 


Wantedly」は、リクルートエージェントの求人票で目がいってしまった「給与」「福利厚生」の記載がそもそもないので、直感で自分が魅力を感じる要素で選ぶしかないので、フラットに自分が共感するサービスが見つかるのではないかと考え活動をスタートしました。

 

 
募集内容を見て驚くのは今の世の中は本当に様々なビジネスがあるという事です。Wantedlyは比較的デジタル関連事業の求人が多いのですが、デジタルによってこれだけ新しい市場が生み出されるのか、既存ビジネスもデジタルによってこんな再定義のされ方をされるのかと驚くばかりでした。ここでも改めてデジタルの可能性を再認識させられました。

 

 

まずは募集内容を確認し、気になる会社にメッセージを送ってみます。返信を頂いた企業と面談の日程を調整します。また遊びに来ませんか、まずは情報交換しませんかというトーンでオファーを頂くこともあるので、それらの企業にも可能な範囲でお話を聞かせて頂きました。


Wantedlyでの面談が面白いのは、通常の面接ですとまず志望動機を聞かれるのですが、Wantedlyはどちらがオファーしたかに関わらず、基本的に企業側のご担当者が会社説明やビジョン、会社の現在地から求める人材などを先に説明してくれます。その話を受けて、面接者のやりたい仕事や将来のビジョンをマッチするかを確認して頂き、面接の可否の確認をされます(場合によってはその時点で企業側からアンマッチとされることもありますが)。

 

当たり前の話ですが、そういったライトな面談とは言え、毎回やりたいことや将来の目標などは聞かれます。明確な夢や目標がある新進気鋭のスタートアップ企業のご担当者と会話を重ねていく中で、気持ちよく話せる場面と話せない場面が存在することに気がつきます。それを繰り返しながら自分が潜在的に大事に考えていることが何かを確認してきました。

 


自分にとって大切な価値観

いろんな方と会話をしていくなかで思い出したのは、2013年に読んだこの本です。

www.nikkeibook.com



この本にあるストレングスファインダーは、人間が持つ34の資質のなかでその人がもつ上位5つの資質を判定してくれるというものです。


strengths-labo.com

 


ストレングスファインダーで僕が持つ上位5つの資質は以下の通りでした。
1. 着想
2. 戦略性
3. 最上思考
4. 自己確信
5. 未来志向

 

僕が1番の資質となった「着想」には、以下の記載があります。

あなたは着想に魅力を感じます。では、着想とは何でしょうか? 着想とは、ほとんどの出来事を最もうまく説明できる考え方です。あなたは複雑に見える表面の下に、なぜ物事はそうなっているかを説明する、的確で簡潔な考え方を発見すると嬉しくなります。着想とは結びつきです。あなたのような考え方を持つ人は、いつも結びつきを探しています。見た目には共通点のない現象が、何となく繋がりがありそうだと、あなたは好奇心をかき立てられるのです。着想とは、皆がなかなか解決できずにいる日常的な問題に対して、新しい見方をすることです。あなたは誰でも知っている世の中の事柄を取り上げ、それをひっくり返すことに非常に喜びを感じます。それによって人々は、その事柄を、変わっているけれど意外な角度から眺めることができます。あなたはこのような着想すべてが大好きです。なぜなら、それらは深い意味があるからです。なぜなら、それらは目新しいからです。それらは明瞭であり、逆説的であり、奇抜だからです。これらすべての理由で、あなたは新しい着想が生まれるたびに、エネルギーが電流のように走ります。他の人たちはあなたのことを、創造的とか独創的とか、あるいは概念的とか、知的とさえ名付けるかもしれません。おそらく、どれもあてはまるかもしれません。どれもあてはまらないかもしれません。確実なのは、着想はあなたにとってスリルがあるということです。そしてほとんど毎日そうであれば、あなたは幸せなのです

 

色々な会社の方とお話をさせて頂くなかで、自分がその企業のビジネスや会話の中で新たな着想を得られた時に活き活きと会話をしていることに気がつきました。そう考えると自分がデジタルビジネスに強い魅力を感じたことにも改めて納得感がありました。

 


価値観とバリューの違い


自分自身のやりたいことはまだ見えていないものの、自分が大事にしていきたい価値観が見えてき始めたときに、雇用支援の会社から面談のオファーを頂きました。

 

自分自身考えもしていなかった業界でしたが、その会社が従業員向けに雇用定着率を高めるために実施しているトレーニングに非常に興味を持ちました。それは、マインドフルネスや心理学の考え方を取り入れたトレーニングにより、仕事のやりがいを高めたり、将来の目標を持って仕事に取り組めるようにするというものでした。


どの会社でも働く従業員のモチベーションアップには大なり小なり課題を感じていると思っていたので、このトレーニングを応用することでそれ自体がひとつのビジネスに発展し、そのサービスが日本の社会を活性化させることに繋がるのではないか思い、管理職の方にもう少し詳しくお話を聞いてみたく次回の面接に依頼をしました。

 


後日、営業部長の方に面接をして頂きました。面接では自身が感じたビジネスへの可能性を目いっぱいお話しました。

面接の終盤でその営業部長が、入社した時の面接の話となりました。その方は前職でバリバリの営業をやっていたのですが、この会社のサービスの必要性がどんどん高まっていくだろうと感じて転職を決めたとのことでした。その方の面接時のお話から自分自身とのレベルの差を痛感されられることになりました。


その方は面接時に営業視点で事業計画に対する甘さなどがないかを見極めるために、ありとあらゆる数字目標を社長にヒアリングし、その質問に社長が全て答えられてかつ自分もその回答に納得いったから入社を決意したとのことでした。

 

僕はそのお話を聞いたときにその方は面談を通じて自分の能力を存分にアピールすると共にその事業に対する熱意を買われて採用されたのだと思いました。


その話を聞いたときに僕がした話は「着想」ではなく単なる「思いつき」にすぎないことに気づきました。20代であればそのような「思いつき」でも評価されるかもしれませんが、30代後半で転職するためには、自分がその会社に対する熱意と共に、会社に提供できるバリューを明確に示さないと通用しないという当たり前のことに今更ながら気づかされました。この時点では自分の価値観とバリューを混同してしまっていたので、今一度自分が提供できるバリューを見つめなおすことにしました。

 

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