ちょゆき(仮)’s blog

ショッピングセンターとデジマについて

地域マーケットにおける情報発信のあり方

 

昨日の上野店に続き、新浦安店の特設カウンター応援についてレポーティングしてみました。

 

choyuki.hatenablog.com

 

 

【現在の進捗】

4月21日大井町店でのLINE@を皮切りに

・8月21日:上野店

・9月1日:亀戸店

・9月1日:新浦安店

と導入がスタートし、裏ではその他の店舗でも導入準備が進んでおります。

 

 

 

【地域マーケットとLINE@の親和性】

この度、新たに導入した亀戸店と新浦安店は大井町店同様、JRE POINTカードの買い上げ比率が50%を超え、食料品を主体とするマーケットです。

 

両店の進捗は以下の通り9月15日(金)までの進捗は以下の通り、

・亀戸店(2,484人:165人/日)

・新浦安店(7,691人:512人/人)

 

 

これは、入会のインセンティブとなる500円クーポンを亀戸店は先着2,000名、新浦安店はキャンペーン期間中全員対象としている事が大きく影響しています。このインセンティブの付け方の違いは各店に任せており、良し悪しというよりは方向性の違いと言えます。

先着制限:発生する販促費が読める

ベタ付け:発生する販促費が読めない

 

 

また、浦安市については、千葉県の市区町村で最も高齢化率が低く、折込チラシなどの紙販促からデジタルでの訴求へのシフトすることの効果が見込めるため、初期投資を多少かけてでも利用者との繋がりを強化しようという意図がありました。

www.meiwajisho.co.jp

 

 

そうであったとしても、9月9日時点で亀戸店お友達数が1,893人(210人/日)に対して、新浦安店が4,491人(499人/日)という数字は明らかに驚異的です。※ちなみに大井町店は開始9日間で2,906人(322人/日)

 

 

その真意を確認することも含め、9月16日(土)に特設カウンター応援に行ってまいりました。

 

 

 

【驚異的なお友達獲得のための戦略】

 

1.館内告知の量による刷り込み効果

アトレはとにかく館内ポスターが多いのですが、消費者目線で考えるとあまり目に止まらないのでないかという印象を受けますが、新浦安は違いました。恐らく館規模に対してポスターの数は他のアトレとそれほど変わらないと思うのですが、訴求している情報がかなり絞り込まれています。つまり館内を歩いていると同じ情報を何回も目にするので刷り込み効果が高いと言えます。

 

 

館内の至る所でポスター訴求f:id:you19800330:20170919063329j:imagef:id:you19800330:20170919063440j:image f:id:you19800330:20170919063405j:image

 

お客様が滞留する箇所にはスタンドポップを設置f:id:you19800330:20170919075401j:image

 

館外の駅コンコースにも案内を設置

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そして、トイレの個室にも設置(笑)

※でも、これ超重要だと思います!

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2.戦略的な情報訴求

新浦安店最大のキラーコンテンツはWポイントです。デイリーでのご利用が多い新浦安店のお客様は常にWポイントの日程をチェックしています。その購買心理を利用して、新浦安ではWポイントを告知するポスターには必ず重要なお知らせをセットで告知するようにしているそうで、現在はLINEの情報をセットで訴求しています。

 

 

また、事前告知をするためにQRコードを後貼り仕様にしたり、

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 QRが下部に掲載されており読み取りづらい事と、あえて目を引くようにポスター外に追加での設置をして工夫を凝らしていました。

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また、LINEのインセンティブキャンペーンでいつも課題としてつきまとうのが、クーポンをもらったらすぐブロッグしてしまうという問題ですが、その点についてもしっかりと手を打っており、毎月2回の抽選クーポン配信という登録後の継続的なメリットを伝える通年のポスターを掲載していました。

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この告知については、ブロック防止につながる反面、定期的に経費が発生するので、館としてデジタルシフトしていくという覚悟を感じました。

 

 

 

3.テナントを巻き込んだ告知

館内での訴求や特設カウンター以上に入会促進に効果的なのは、ショップさんのオススメです。新浦安店ではその点の啓蒙がしっかりと行われていると感じました。 

 

 

 各ショップの店頭には必ずスタンドポップが設置され、

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大型店には複数枚の告知物を配布

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 従業員休憩室、従業員トイレ、バックヤードにもとにかく徹底的に告知します。 

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これにより従業員自身も販促施策のメリットを享受できると共に、新浦安店の販促情報をLINEの配信からキャッチアップする事になるので、販促効果の相乗効果が見込めると考えられます。 

 

 

戦略への覚悟当たり前の事を徹底的にやっている事が、この驚異的なお友達登録数に繋がっている事を実感しました。

 

 

 【特設カウンターでの気づき】

特設カウンターは全部で2箇所設置しました。

 

1.改札正面のメインエントランス脇

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2.1階の食料品フロア直結の入口

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1がいわゆるメインエントランスですが、地元のお客様や食料品目的のお客様は2を利用します。

 

 

3店舗目のカウンター対応なので、お客様動向を比較しながら行っていたのですが、新浦安のお客様はとにかく複数名の来店が多かったです。

そして、お客様同士の「LINEの友達登録だけで500円のお買い物券をもらえるんだよ!知らなかったの!?」みたいな会話から口コミ効果が高いマーケットであり、かつ、マーケット内の有益な情報をいち早く獲得している事がその人の価値を上げる事に繋がる事も分かりました。

 

そのような状況は、LINEのタイムラインのシェア数からも感じる事ができます。

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なので、多少お時間がありそうなお客様に対しては、「今後も月2回程、抽選クーポンのご案内も配信させて頂くので、ぜひ引き続きご利用ください」とメリットをお伝えすることを意識しました。

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また、1階食料品フロアに直結する入口でのカウンターは当初なかなかご登録に結びつきませんでした。この入口を利用する方は間違いなく新浦安店のヘビーユーザーの方のはずなのに、なぜご登録に繋がらないのだろうと疑問に思っていましたが、カウンターに立っているうちにその疑問が解明されます。

 

 そのカウンターは館外に設置されているために、ここでお買い物券を引き換えられる事に気づいていない方が多数いらっしゃる事に気づきました。(引き換え対応をしていると、続々と並んでご登録をされる方がいらっしゃったため)

そこで、「LINEのお友だち登録で、“この場で”500円のお買い物券をお渡しさせて頂きます」とトークを変えるといきなり登録者数が増加しました。

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【まとめ】

我々本社メンバーは、一日しかカウンター応援にお伺いできませんでしたが、その後のお店の頑張りもあり、現在は新浦安店が大井町店を抜いてアトレ全店でお友だち登録数1位となりました。マーケットのポテンシャルはある程度想定していたものの、ここまでの驚異的な数字は、現場の当事者も想像していませんでしたが、綿密に練られた戦略と今後マーケットをどうしていきたいかという覚悟や意思があれば、このような結果を叩き出せるのだと実感しました。

今後は獲得したお客様にどれだけ価値のある重要をタイムリーに訴求し、口コミ効果を最大化させるかが大きな焦点となってくると思います。

 

 新浦安店はコミュニティー型マーケットでの新たなSC販促のモデルケースとなりうる可能性を強く感じましたので、今後も注目&バックアップしていきたいと思います!

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難攻不落のマーケットを攻略せよ!

4月21日大井町店にてLINE@を開設して以降、各店からの問い合わせが増加し、そこにいち早く反応して頂いた上野店にて8月21日よりLINE@をスタートしました!

 

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【上野店LINE@導入までの経緯】

上野駅は「上野動物園」を筆頭に集客コンテンツが多数存在するマーケットで、JR東日本の中でも年間乗降客数13位となり、アトレでは珍しい大ターミナル駅に存在する館です。

www.jreast.co.jp

 

しかしながら、駅舎に溶け込む形で館が存在しているため、

・お客様がアトレと認知せずにお店を利用している。

・カード会員比率が少なく、マーケティングが困難

・多様なお客様が存在するので、的を絞りづらい(来街者一つとっても通勤者、国内観光客、海外観光客などさまざま)

 

などの課題がありました。

 

そこで2016年度より、動物園、美術館目当ての来街客へ向けてのサービスを強化していきました。文化施設利用者は、一見一見客が多いように思われますが、“文化施設のファンは多くリピート率が高い”“事前に利用施設のHPなどでリサーチや予約する人が多い”。また、デジタル施策は周辺文化施設とタイアップしやすいという事で、LINE@の運用においても、他アトレとは異なり来街者向けのサービス訴求を実施し、反応検証をしていく予定となっています。

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【お友達登録キャンペーン】

8月21日~9月10日までお友達登録キャンペーンを実施。お友達登録のインセンティブは、大井町店同様「当日からご利用可能な500円クーポン」としました。

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9月1日(金)、9月2日(土)には特設カウンターを設置し、入会促進を実施しました。

 

 

 

【特設カウンター初日】

前述でも記載の通り、上野店は駅舎に溶け込む形で館が存在するため、カウンターを2箇所設置して、お客様の呼び込みを行いました。

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※赤が特設カウンター設置箇所

 

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※書店前の特設カウンター

 

 

特に書店前の流動の多さは知っていたので、「これは唸る程登録者が取れるな!」と高を括っていました。

 

しかし、、、

 

 

全く取れません。

 

 

流動は確かに多いのですが、足が早すぎて気にしてもらえません。(ちょっと気になって目を向けても足を止めてまでは登録しようとしない)

その他にも、

・アトレ上野店の館内を歩いている感覚ではなく、通路を歩いている感覚なので購買マインドになっていない

・買い物目的で来ていないので500円クーポンが魅力的でない(打ち出し方の工夫が必要か?)

・アトレで使えるクーポンと言われてもアトレという言葉にピンときていない。

・来街で上がっているテンションに対して特設カウンターがチープ。

 

などの課題から初日は不発に終わりました。

 

 

 

【特設カウンター二日目】

初日(平日)の状況から、来街者がさらに増加する二日目(休日)は苦戦が予想されました。また、急遽インセンティブの内容を変える事もできないので、「お客様にまずは足を止めてもらう」「興味を持って頂いた方を確実に登録へ促す」という2点に注力し作戦を練り直しました。

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作戦①地引き網作戦

上野店のお客様はとにかく足が早いので、一度のお声がけで足を止める事が用意ではない事が分かったので、特設カウンターを流動の多い1箇所に絞り、種まきゾーンと刈り取りゾーンと役割を分けてお客様へご案内しました。種まきゾーンでは、当日利用可能な500円クーポンを徹底的にアピールし、気になった方を通路の曲がり角で刈り取るというやり方です。

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紫:お客様の流れ

青:声がけ要因(種まき部隊)

赤:特設カウンター(刈り取り部隊)

 

 

 

作戦②客寄せパンダ作戦

種まきの声がけをしても肝心のカウンターに目が止まらないと、登録には繋がらないので、アトレで管理しているパンダのぬいぐるみを総動員してカウンターの華やかさを演出します。すると「客寄せパンダ」という言葉を考えた人は天才だなと思うぐらい、お客様がパンダに引き寄せられ足を止めて頂き、パンダと写真を撮られていく方も多数いらっしゃいました。

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この二点の作戦に注力し、入会促進を実行しましたが、パンダで歩留まりされた方がもれなくお友達登録をして頂けるわけではなく、お客様を止める所までは一定の成果を上げたものの、登録CP自体は不発に終わりました。

 

 

【まとめ】

感覚的にはアトレ全館の中で上野店が一番難しいマーケットであると改めて実感しました。その反面、大きな可能性を感じたのは、流動がとにかく多いので勝ちパターンを見つければ登録者数はどこまででも伸ばせるだろうと感じました。

 

そのために必要な事は、

・見込み客を集める

 今回のインセンティブは500円クーポンだったので購買意思が多少ある人にしか刺さらなかったように感じるので、今度はパンダ関連グッツをインセンティブにするなど見込み客に魅力に感じるコンテンツを探す。(個別施策ではターゲット設定は必要だと思いますが、個人的には登録者のターゲティングはあまり重要でなく、色々な方にご登録頂けばよいのでなないかと思っています)

・見込み客を購入者にする

 ご登録頂いた見込み客の方に、アトレとして利用して頂きたいサービスを発信し、反応を検証する。それを繰り返す事で、そのサービスが不要と感じる方はブロックされるので、純度の高い登録者が残っていくと思います。ここでの注意点は訴求するサービスのプランニングだと思っています。一度ブロックされた方にブロック解除をして頂くのは容易ではないので、今後育てていきたいお客様が不必要と感じる情報を送らないことが重要と思います。

・購入者をファン化する

 こちらについては、デジタルとリアルを連動させたオムニチャネル戦略が重要な鍵となると思います。特に上野はアトレよりもあるかにコンテンツ力がある文化施設が多数存在するので、LINE@で獲得した純度の高い顧客へタイアップ企画などを訴求できると、SNSへの拡散効果なども飛躍的に高まり、口コミ効果の増大やファン化の促進に繋げられるのでないかと考えます。

 

 

いずれにしても、今回の特設カウンターは不発に終わったので、次回、キャンペーンの内容を練り直し、難攻不落のマーケットを攻略すべくリベンジしたいと思います!!!

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街を観察する~吉祥寺~

 

先日受講したセミナーにて行動観察の重要性についてお話がありました。

どんなにデータで定量的な分析を重ねても最後の最後は目で見ないと分からないというのは僕自身もずっと積み重ねてやってきたことなので、非常に共感しました。

 

せっかくの機会なので、自分が行動観察してきたことを振り返りながら意識してきたポイントをいくつかのテーマに分けてまとめてみようと思います。

 

 

行動観察で意識しているポイント

観察の時に自分が特に重要視していたポイントは何かと考えてみると“仮説を持ってモノを観る”という事につきるなと思います。

例えば初めてニューヨークに行く事が決まった人が、それ以降テレビや本屋でニューヨークの情報に自然と目が止まってしまうことがありますが、基本的には観察も同じで、自分の中に仮説やアンテナを立てておくことで情報をキャッチアップできるのではないかと思います。

 

そして仮説の精度は“観察までに積み上げて事実や視野の広さ”だと思っています。つまり“仮説を持った観察を繰り返す”ということ。

僕は前々職の店長時代に休みを使って売れている店のレイアウトやディスプレイを観察し、それに対するお客様の動きなどをノートに書き写すということをやっていました。(今みたいに携帯で撮影などできないので、目に焼き付けて外でノートに書き写すを繰り返す)

各店のレイアウトやお客様行動の共通点や相違点などを見て、王道ポイントとブランド毎の尖ったポイントを自分なりに検証していました。

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この時の下積みは、前職の代理店時代も今の仕事にも大いに役に立っていると思います。

 

 

街を観察する~吉祥寺~

 

以前、吉祥寺を舞台にデジタル戦略を実施する計画があった際に実施したことです。(その計画は頓挫しましたが)

駅ビルは街の魅力や吸引力に力を借りながら事業を行っているので、その街をデジタルでも再現すべきと考え、2日間かけて吉祥寺の街をくまなく観察する計画を立てました。

しかしながら、吉祥寺の勤務経験がない僕が2日間で、吉祥寺の街を高い精度で観察するためにはエビデンスが足りないため、有識者のお二人に事前リサーチを行う事にしました。

 

 

仮説設定のためのリサーチ①当社、菊池相談役

 

当社の菊池相談役は、20年前の恵比寿店開業を皮切りにマーケティング視点で駅ビルの開発・運営を行ってきた方で、僕が現在所属しているマーケティング戦略室を立ち上げた方でもあります。

 

↓菊池会長の詳細はこちら ※データが重いです。。。

http://www.itochu-tex.net/geppo/0805.pdf

 

(菊池相談役との話)

・「吉祥寺」「浦和」「大塚」はこだわりのある人が多く住んでいる。口コミ効果を見込み易いエリアでもある。

・反面、恵比寿はこだわりよりも(価格面などに)シビア。こだわっていても必ずしも売れる街ではない。

・アトレ吉祥寺はこだわりの店を見せていくべき。こだわりとは、どういう部分を売りにしたいのかを明確に利用者に伝えていくこと。現状は、なんとなくしか考えていない(伝わっていない)ように感じる。そのため、西荻窪や阿佐ヶ谷に負けてしまっているなどという話になる。

・街のイメージとアトレのイメージの差をよく観察する必要がある。

・以下の店舗は見ておいた方がよい。

・中道通り全体(入ってすぐに価格訴求の八百屋があり、進んでいくとこだわりの店があり、その先に紀伊国屋がある)

・東急裏にもこだわりの店が多い。

・中道通りの麦わら帽子というアンテナショップ。武蔵野市を始め、長野県安曇野市山形県酒田市などの商品を提供している。手作り味噌などはこだわりを感じる。

・東急百貨店の地下に明治屋のグロッサリーが出店した。

JA全農のお店は行ったことがないが、視察してみるとよいと思う。

紀伊国屋がアトレ吉祥寺に出店したことで、路面店があったことを知った人が非常に多い。(アトレが情報のハブとなる要素がある)

 

 

仮説設定のためのリサーチ②吉祥寺店インフォメーションリーダー

 

当社の関係者で街の人と一番コミュニケーションを取っているのは間違いなく“インフォメーションセンター”の方なので、リーダーの方にお話を伺いました。

 

(インフォメーションリーダーとの話)

・はなびの広場(インフォメーション前)に人が溜まっている。→待ち合わせスポットになっている。(ここははなびの広場なの?と聞かれる)

・待ち合わせ場所自体の問い合わせも多い。(改札口はどこ? など)

・「改札」「バス乗り場」「井の頭公園」などは問い合わせが多い。

・来街者からの問い合わせが多い。

・施設の問い合わせが多く、「ATM」「コインロッカー」などの問い合わせが多い。「コインロッカー」はスーツケースを持っている方からの問い合わせが多い。特に土日に「コインロッカー」の問い合わせが多い。

・商店街についてはよく聞かれる。→「ハーモニカ横丁」など具体的な問い合わせもあれば、「商店街が多い方がどっち」などと曖昧な問い合わせも多い。商店街の名前はあまり覚えてない方が多い。

・商店街の多い場所と尋ねられたら、全体マップをお見せしながらご要望をお聞きし場所をご案内する。(一番全体を見やすいマップはアートギャラリーマップ)大体、「サンロード」「ダイヤ街」「中道通り」へのご案内が多い。

・雑貨の店が多いのはどっちなどとも聞かれる。東急裏に北欧ストリートという通りがあるので、ご案内する事が多い。

・来街者は入念に街を調べてきている人よりは、なんとなくの目的を決めてきているがどこの店に行くかは決めてきていない人が多い。(なんとなく雑貨を見たい、なんとなくお洒落なカフェに行きたい など)

・おすすめを提案してほしいという問い合わせも多い。→例えば、雑貨を見たいと言われたら、特定の店舗ではなく中道通りなどをご案内する。(「雑貨が多いのは中道通りです」 など)

・アトレのインフォメーションであるという認知は薄い。→元々、上部のサインには「街案内」としか表示されていなかった。(当時はアトレの事を聞いていいの?などと言われた)

・特にご回答の想定問答は用意していない。

・問い合わせされる方はご年配が比較的多い。→ご年配は「飲食店」「ATM」「ユザワヤ」などの問い合わせが多い。「ユザワヤ」についてはキラリナに移転したことを知らない人の方が多い。

・お問い合わせされる方はそれほど予備知識を持っていない。

・地図を求めている方は非常に多い。→特定の通りよりは全体マップを求める方が多い。

・パンフレットの補充は、ムーカン(武蔵野観光機構)が行っている。1日に数回補充に来る。

・アトレ館内の問い合わせは「ユニクロ」「トイレ」「ATM」「ロッカー」などの問い合わせが多い。

・食事できる所の問い合わせも多い。カフェと食事の問い合わせだと「食事」の問い合わせの方が多い。

・食事の問い合わせについては、ジャンルも問われずに聞かれる事も多い。→「何系がよろしいですか?」などお聞きするが、特にお答えにならない方も多い。「美味しい所」などと聞かれたりもするが、「お客様の味覚によりますが~」などの前置きをしてご案内する。

・飲食店のご案内は、基本的に、まずアトレ館内の飲食店をご案内する。市中だと、よくテレビで紹介されている所をご案内する。「肉のさとう」「いせや」「葡萄屋」「芙葉亭」など

・街のミーティングを月1回で行っている。市中の問合せについては月間でまとめている。

・吉祥寺のお土産のことも聞かれるので、その際はお土産パンフレットをお渡しする。お土産は食品が多い。(井の頭せんべいなどは具体的な商品で聞かれる)

・アトレイベント(アトレト)の問い合わせは少ない。しかし、熱狂的なファンが5人程おり、イベントパンフレットがでるとすぐに取りにくる。

 

 

【仮説設定・行動観察】

 

(仮説設定)

 

・街全体では、こだわりを持った人が特定の目的を持たずに街に訪れている。(時間消費型のマーケット)

・こだわりがある分、自分の目で見て気に入ったものを吟味して購入する。(モノの価値を見定める人が多い)

・予備知識が少ない分、よいものが見過ごされるケースも多い。

・反面、アトレのデータでは食料品はリピーターが大半なので、街の傾向とアトレの食料品エリアの傾向は違う。

 

この辺の仮説をゆるく頭に入れつつ、行動観察を実施しました。

 

 

(街全体の観察)

武蔵野の商店会 / ショップ関連リンク集 - 武蔵野市観光機構(むー観) 武蔵野市(吉祥寺・三鷹・武蔵境)の観光イベント情報

・エリアによって利用者の特徴が大きく違う。

・ダイヤ街:地元の高齢層が多い。

・サンロード商店街:地元の高齢層と来街者が混在している。

・中道通り商店街、東急裏:吉祥寺らしいこだわりがありそうな客層(比較的若い) 

・吉祥寺在住者っぽい人はそれほど着飾っていない→高所得者が多いエリアにも関わらず、百貨店が衰退した要因?

 

(井の頭公園の観察)

井の頭恩賜公園|公園へ行こう!

・性別、年代の特徴はそれほどない。

・大人数のグループは少ない。→平日だから?「カップル」「家族」「女性二人組」などの小グループが多い。

・幼児づれの主婦友のグループはいない。→ベビーカーでの散策が困難だから?

・アトレっぽい主婦友グループは、七井橋通りの飲食店に多数いる。

 

(アトレ内の観察)

・店員とお客様の会話は生鮮売場よりも和洋菓子や惣菜売場の方が多い。→どのような会話をしているのか気になる。

・インフォメーション前と2階の改札付近には人が多く溜まっている。(特に年配女性が多い)→滞留時間が長い分、何かの情報を訴求するのには効果的なエリア?

・食料品の見方は場所によって大きく違う。

路面店紀伊国屋とアトレ内の紀伊国屋の購買特徴が大きく違う

路面紀伊国屋:1つ1つの商品を丁寧にみる。買い物する物が少なくても売場全体を見る。滞在時間が長い。→良いものであれば、目立たない場所にあっても売れそう。

アトレ内紀伊国屋及び生鮮食品売場:商品を吟味している感じがない。品定めせずに商品を買い物かごに入れている。

・利用するカフェによっても客層は異なる。→ハーブス利用者は、吉祥寺の街のイメージに近い気がする。(無目的感、時間を楽しんでいる感、ゆとり感 など)

 

 

☆部分は、吉祥寺の街とアトレの価値の違いを象徴する大きなキーになると考えました。視察時はアトレのスーパーがザ・ガーデン自由が丘から紀伊国屋に変わって1年も経たない時期だったので、昔からアトレを利用している方はアトレが提供するサービスに高い信頼感を持って頂いているのではないかと感じました。

この高い信頼感の中身をデジタル戦略で可視化していくことは大きな意味があるのではないかと考えました。

 

 

【行動観察から検討した戦略の方向性】

・来街者と居住者は全く属性も戦略も異なる。

・戦略毎のターゲットは明確に定義し目線合わせをする必要がある。

・街の情報は検索型ではなくゾーンなどの塊で伝える(キュレーション型)→探す楽しさを醸成

・街のこだわりやゆとり感を伝える→街にきている人の求める情報は具体的でないので、検索型ではない気の利いている感が重要。見ている間に新しい発見がある。

・ただし、散策をお客様へ完全に依存すると発見されないので、こだわりは正しく伝わるように工夫する

・アトレの食料品の利用者は、良くも悪くも商品の価値を理解している。→情報や商品価値提供ではなく、利便性向上によってアトレの価値が高まる。

・アトレの価値をデジタル戦略で可視化しリアルへ転換する。

・インフォメーションセンターは大きな価値が眠っており、オムニチャネル戦略の中で重要な役割を果たす。

 

 

この当時は、施策計画時にプラン自体が頓挫しましたが、今一度観察に磨きをかけてチャレンジしていきたいと思います。

 

 

起業家精神を身につけて会社で成果を出す

 

2ヵ月前ぐらいにこちらのセミナーを受講しました。

team0-1.com

 

こちらのセミナーは起業家になることを推奨しているわけではなく“会社員でありながら起業家のナレッジを使いこなし、会社の既存領域にとらわれることなく、ゼロから新規事業を生み出せる ハイブリッド型 会社員を育成する”というコンセプトが非常に面白かったです。

※定期的に実施されているセミナーのようなので、ご興味があればぜひ参加してみてください。

 

主催は、チーム・ゼロイチ。

team0-1.com

 

こちらのセミナーは自己の課題や目標を可視化し、新規事業を検討していくためのパートナーを探していくというワークショップが中心ですが、ワークショップを推進していくための座学セミナーも非常に面白かったです。

 

以下、座学でのお話で興味深かった部分やディスカッションで印象的だった話しをまとめます。

 

○非ユーザーを顧客化するためには?

・非ユーザーを顧客にするためには「顧客への3階層」を意識する必要がある。

・「顧客への3階層」は「不安(非ユーザー)」「問題(ユーザー)」「課題(顧客)」からなる。

・「不安」が自分事化されていない人に商品を紹介してもマネタイズしない。

・例えば、『仕事で成果が出ていないことがストレス(不安)』という人がいた場合、不安が自分事化されていないと『ストレス解消のために通勤電車で携帯ゲームをやる』とうアウトプットになり、一時的にはストレスが解消されるかもしれないが、本質的な解決には繋がらない。

・『仕事で成果が出ていないことがストレス(不安)』が自分事化されると『仕事で成果を出すためにはどうすればよいか(問題)』という思考になり、不安を解決するための問題(コミュニケーション、商品知識、リーダーシップなど)が可視化される。

・問題が可視化されて、初めて課題が見えるので、解決策(コミュニケーション向上セミナー、商品知識教本など)を提案できる。

・事業者側は、商品をただ紹介するのではなく、「不安」「問題」のフェーズにいる人をいかにして「課題」のフェーズに落としてあげるかを常に考える必要がある。

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○新規事業はお金を使わずに実現する

・会社では新規事業を行うにあたって予算がつき、その中でやりくりをするが、それがそもそも入口から間違えている。

・本当の意味での新規事業はうまくいく見込みを全く予想できない。

・本来であれば予算がつくはずがないし、その予算で成功できる保証など何もない。

・起業家は新規事業のプロトタイプを作るときには『全くお金をかけずにそれを実現するためにはどうすればよいか』と考える。

・そのために必要な能力が「スカウト力」

・世の中に存在しない新規事業にチャレンジをするからこそ、そのようなプロジェクトにたくさんの超有名企業に勤める超優秀な人が巻き込まれたいと思っている。(大きな企業では優秀な人でも事業の一部しか担えないため)

・そのような人達に無償で支援してもらうための「スカウト力」が事業成功の鍵となる。

・スカウト力とは「共感」×「共通目的の発見」

 

 

○共感してもらえるストーリーの創造

・まずは漠然とした課題を言葉にする(MYミッション化)→①誰の ②何をどうしたいか?

・次にMYミッションの「目的・意味の明確化」を行う→①どういった体験から必要と考えたのか? ②それが達成されると誰(組織/業界/属性)が喜ぶのか?

・次にMYミッションの「イメージの具体化」を行う→①実現に必要な課題解決を因数分解(関連小課題) ②影響を与えられる大きな課題は?(関連大課題)

因数分解した内容をストーリー化して、協力者に共有し共感してもらうことで「私のストーリー」が「私たちのストーリー」に昇華する。

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○新規事業の種を見つけるための思考法(アナロジー思考)

・共通目標の発見に必要なのは「アナロジー思考」と「強制発想」。

・「アナロジー思考」とは似たよう事例に言い換える思考のこと。

・例えば、以下の2つの一見、全く関係ない課題をアナロジー思考で考えてみる。

A

解決したい課題:『シングルマザーが、平日、子供が家で一人ぼっちなのを子供が寂しくない状態にしたい』

解決案:「親子の会話量UP」「リモートWORK」

アナロジー思考(言い換え)「ネタとなる親子の共通体験の創出」「職人芸/少数仕事のスキル獲得」

B

解決したい課題:『金銭的人間関係にウンザリしている会社員が、金銭以外にもやりがいを感じ、自身でそれを語れる状態にしたい』

解決案:「会社員の起業家体験」「会社にも評価されるスキル」

アナロジー思考:「ゼロから事業創造体験」「TOEICなどの語学スキル習得」

 

⇒上記の課題の源泉は全く異なるが、アナロジー思考を繰り返すことで、似たようなキーワードを発見する事ができる。

上記の場合だと“体験”という共通のキーワードが浮かび上がってきたので、『親子で起業家体験』という新規ビジネスが両者共通の課題解決になりうる。

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○新規事業の種を見つけるための思考法(強制発想)

・「強制発想」とは一見、正反対と思われるワードを組み合わせて発想すること。

・例えば、「イノベーション」を起こしたいとしたら全く反対のワードは何かと考える。

・ここでは「イノベーション」の反対語として「安定」「保守」などと発想する。

・「安定」「保守」を「イノベーション」するためにはと考えると『保険商品のイノベーション』などという新規ビジネスが創造できる。

国鉄がJRになった時も、「移動のためのスペース」にすぎなかった『駅』を、「商業ビル」や「ホテル」などの様々なイノベーションにより「駅自体の価値を上げる」ことに成功した。

 

 

起業家精神を持った会社員になるためには

・起業家と会社員の思考の違いを理解する。

 ⇒『起業家:自者評価』『会社員:他者評価』

そもそもの思考の違いを理解した上で、起業家の強みで会社員でも活かせるスキルや思考法を身につける

・自分が社会で通用するレベルで成長し続けているかを常に考える。

 

 

受講した際には、共感しあえる仲間のマッチングには至りませんでしたが、機会があればまた受けてみたいなと思いました。

情報発信は誰でもできる!

 

 

“ただの平均的なサラリーマンでも、ここまでできるよ。”

simako.hatenablog.com

 

という問いを名指しで頂いたのでアンサーブログを書きたいと思います!

#そもそも、問いを投げかけたあの方は平均的なサラリーマンではありませんが。。。
 

 

ここ最近、僕はデジマのコミュニティに多くお声がけを頂くことが多いですが、そもそもデジマを専業とした部署に所属しているわけでも、業界で大きな成果を上げているわけでもありません。
 

ちなみに僕がデジタル関連で現在までに形にしたことは以下の3つぐらいです。
・ハウスクレジットカードのデジタル販促(3ヵ月限定)
・キャンペーンサイトのリニューアル(間接的関与)
アトレ大井町店のLINE@開設
 

 

 そんな僕がデジマの超有識者から、

“ただの平均的なサラリーマンでも、ここまでできるよ。”

と投げかけて頂けている要因を考えてみました。

 

 

現在、僕のFBの総お友達数は382人。

そのうちの138人がこの1年半でお知り合いになったデジマ関連の方となります。(シェア率36.1%)#その結果、あの方との共通の友達は89名で僕のFBで一番共通のお友達が多いという状況になってます。

 

 

なぜ、デジタルの実績もなく、専門部署でも役職者でもない僕がこれだけネットワークを広げられたのか?

 

それは、

 

“気合と根性”

 

です!

 

ですが、それだけでは第三者に伝わらないので、1年半何をやってきたのか書きます。

 

 

もともとデジマ業界に足を踏み入れるきっかけになったのは、1年半ほど前に社長からECを勉強するように言われたのが事の発端。※僕の今の部署は、実務になっていない特命案件なども担当しています。

 

 

しかし、当社にはECどころかデジタル系の専門部署もなく、社内に知見がないためとにかくセミナーを受けまくります。

たしか、最初に受けたセミナーはこちら、

eventdots.jp

SCがECやるなら、オムニチャネル型だと漠然とした確信があったので、我ながら、最高のチョイスだったと思います!!!

 

 

そして、ご登壇者とご挨拶しFBでお友達になります!

 

なぜか?

 

ご登壇者とFBでお友達になる最大のメリット。

 

それは、“次回の登壇セミナーを自分で調べなくても知れる”ということです!

 

 

自分のFBのタイムラインに上がってくるセミナー情報を基に次のセミナーに申込みます。そうすると登壇者が全く同じという事がないので、少しずつネットワークが広がっていきます。

 

 

そのうち、社内ではECだけではなくデジタル全体の見直しという話になりECは一旦先送りになり、デジタル全般の情報収集が求められます。

  

 

ただ、先に申し上げた通り、ECはもちろんデジタルについても社内に全くリソースがないわけです。さらに言うと当社は、自分自身が必死で勉強し新しい事に挑戦しようという文化がないので、社内でデジタルのことを議論できる人も限られてきます。

 

 

それが故に、知見を外に求める訳ですが、そんな時にFBである発見をします。

他社のデジタルマーケターの方は、FB上で自分が重要と感じる記事を大量にシェアし、フォロー欄で議論をしています。

 

 

その時FBは、

“お友達に近況報告をするだけのツールではなく、デジタル上で時間も場所も気にせずビジネスの議論ができる場所”である事に気づきました。

 

 

デジタルの知見がない僕が記事をシェアしたり、フォロー欄にコメントすることは実は勇気がいることで

「こいつ何も知らないで何言っているんだよ」

「今更そんなこと言ってんの?」

なんて不安を抱えながら発信をしていくとすごく親身なアドバイスばかり頂けます(苦言もきちんと温かい表現で頂けます)。

社内のデジタルに対する停滞感や押し付け感を強く感じていた僕はそういったやりとりにすごく救われましたし、ただの知識がそういったやりとりにより知恵に変わっていくことを実感しました。

 

 

そして、また新たな気づきが生まれます。

“今の僕は、数年前の皆さんだったんだな”

と。

  

リアルを専業としている会社で、デジタルに新たに取り組むのは実は容易ではありません。会社の風土がそうなっていないし、得てしてリアルの部署や現場の方が力を持っています。投げかけている事がいかに時代にあっていてこれから取り組んでいかなければならない事だと論理的に説明しても新しい事は負担としか捉えられず(その気持ちも多少分かります)、旗を振っている経営層も漠然としか理解をしていないため、土台作りを飛び越えて未来の話ばかりをします。

 

 

でも、そういった環境はどこの会社も大きく変わりはなく、今でこそ名を馳せているデジタルマーケターの方々もそういった苦難を乗り越えて今にたどり着いなのだと話の端々から伝わりました。だからこそ、デジマの方々は他社であっても業界が違ってもオープンマインドで強く繋がれているのだと。

  

 

そういった事を繰り返していく中で、また新たな展開が生まれます。

 

 

 

そう、このブログです。

 

事の発端はこの方、

tkzoe.com

 

そして、外堀を埋めたのはこの方、

simako.hatenablog.com

 

デジタル業界のスーパー有名人2人に言われてやらないわけにはいかないと思いつつも、デジタルを本業としていない状態で何を書けばよいか検討もつかないまま、翌日からブログを開始します。

 

 

日記もまともに書いたことがない僕がブログを書くのは本当に苦しい作業ではありましたが、とにかく何でもいいから書いていると新しい気づきがまた生まれます。

  

 

僕のやり方は、はてなでブログを書き、FBでリンクをシェアするというものですが、はてなのPVといいねの相関、閲覧時間などが記事によって傾向が違ったり、関連する方をタグ付けしてUPするとまた違った傾向が見えたりします。

まさにこれは、デジマの業務で体験するだろうことそのものでした。

 

 

さらに副次的な効果としては、ブログを通じて僕という人間が思っていることややってきた事を発信してきたことで、いい情報が勝手に舞い込んできたり、ほとんどあったことがない人に僕を知って頂けるという事でした。(むしろこっちの方が大きいかも)

 

 

今では一方的に知って頂いている方がいたり、発信した情報に対して個別にメッセージを下さる方がいたりとその効果の絶大さを実感しています。

※最近、更新ペースが落ちておりますが、下書きにネタは仕込んでいます(言い訳)

 

 

 

まだまだ僕の力不足で、今の会社でデジタルを価値を社内に浸透される事が出来ておらず思うように推進できておりませんが、断言できるのは今のネットワークがあれば世の中で実現できているデジタル施策については、何でも形にできると思います!

 

 

 

最後に、

“ただの平均的なサラリーマンでも、ここまでできるよ。”

という問いに関して僕がいま時点で言えることは、“どんなに社内の環境が整っておらず、理解がされなかったとしても、自分がそれを変えてやるんだという強い意思を持って、自らが必死で勉強し、がむしゃらに動けば、知識とネットワークはどこまででも広げていけるということです!”

頑張って努力すれば、共感してくれる人や損得勘定抜きで応援してくれる人は必ずいます。

ただ、逆に言えば、“誰かが何かを変えてくれるのを待っていても、自分の都合のいいように物事は変わらない”とも思います。

 

 

今の僕には、“ただの平均的なサラリーマンでも、ここまでできるよ。”を“ここまで”をそこまでしかいう事ができません。“ここまで”をデジタルでの大きな成果まで言えるかはこれからの僕の頑張り次第だと思っているので、引き続き精進していきたいと思います!

 

 

 

PS.僕も買いました!

www.gentosha.co.jp

 

 

ゼロをイチにすることの価値~その2~

4月21日の大井町店LINE@開設に合わせて実施しているLINE@お友だち登録キャンペーン。

5月14日でキャンペーン終了なので、13日、14日と2日間は最後の追い込みで館入口に特設カウンターを設置。13日は本社販促担当と一緒に現場応援に行きました。

 

 

アトレ大井町店LINE@新規友だち登録CP概要】

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期間:2017年4月21日(金)10時~5月14日(日)21時

期間中にアトレ大井町店LINE@に登録頂くと、アトレ大井町店で使える500円分のお買い物券をプレゼント

 

お客様の立場で考えると友だち登録をするだけで500円分のお買い物券をもらえ、登録後のメッセージ通知が嫌であればクーポン引き換え後にアカウントをブロックしてしまえばよいので、特にデメリットの無いCPであります。

 

それが故に、クーポン目当てでのブロックも懸念されました。しかし、現在は10%程度のブロック率に留まっているので、お客様はアトレ大井町店からの情報に一定の期待をして頂いており、今後の運用の仕方がお友だち維持率を左右するだろうと感じています。(現場応援ではこのブロック率10%が驚異的に少ない数字だと実感する気づきもありました)

 

 

アトレ大井町店LINE@新規友だち登録CP実績】

期間全体のお友だち登録数:6480名(270名/日)

有効お友だち数:5839名(ブロック率9.89%)

※男女比は2対8、上位年代は30~40代女性

 

特設カウンター設置日のお友だち登録数:992名(496名/日)

有効お友だち数:910名(ブロック率8.2%)

 

開設日から3日間は平均約500名の登録者があり、それ以降は1日平均約200名の登録者で推移。直近1週間は1日平均約150名の登録者と登録が鈍化していましたが、最後の特設カウンター設置日で登録者数を拡大しました。

 

 

【特設カウンターに立ってみての気づき】

販促担当とべた付きで特設カウンターに立ったのは2時間でしたが、2時間で100名以上の方にカウンターでお友だち登録を頂きました。※インフォメーションでもクーポンの引き換えをしていたので、実際には同時間中にもっと多くの方にご登録を頂けたと思います。

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我々、SCの人間は対面でお客様と接する機会が少ないので、このようにお客様と直に接する機会があるのは非常に貴重で多くの学びを頂けます。(2時間で100名のお客様に対面する事は小売時代でもなかなか無かったので)

 

■特設カウンターで感じた気づき

・店頭声だしの有効性

4月21日から店頭、館内にポスター掲示はしていたが、店頭声だしによりCPの存在に気づかれご入会される方が多かった。中には、毎日買い物に来ていたのに気づかなかったとお声がけ頂く方もおり、SCのCPにおいて声だしは非常に有効でお金をかけて販促をやるよりも毎日店頭でお声がけした方がよっぽど売上が上がるのではないかとすら感じた。駅立地のように何となく入館されるようなロケーションであれば、声だしでお客様の入館数を上げてやるぐらいの気概があってもよい。(ちなみに僕は大井町店時代に毎週、火曜市の呼び込みを1人でやっていました)

 

・消費者のモバイルリテラシーの差が拡大

特設カウンターでイチから登録をご案内差し上げる方がいる反面、登録完了の状態で画面をお持ち頂ける方が思いのほか多く、QRコード登録になれている方が多いことは驚いた。特に主婦の方はお得なサービスを享受するために手間を惜しまない方も多いので、享受できるメリットが明確であればSNSやアプリもご登録頂けると実感。(逆にメリットが少ないと簡単でも登録は難しい)

そしてこれだけスマホ普及率が高くなったとはいえ、モバイルリテラシーが低い方もいるので、そういった方に対してどこまでのサービスを提供するかの検討が必要。(今回のような特設カウンターは有効だと感じた)

 

・購買比率よりも男性登録者が多い理由

実売よりもLINE登録者の男性比率が高いのは、モバイルリテラシーの問題かと思っていたが実際にはその仮説は外れていた。特設カウンターでお客様を観察しているとクーポンがもらえるという理由で奥様に促されて登録する旦那様やお子様が多かったからという理由である事が判明。そう考えると10%のブロック率が驚異的に低いと実感できる。

 

・LINEの高い登録率を改めて実感

以前当社でもスマホ限定の施策を実施した時にガラケーしかないがCPに参加したいという声が寄せられた事もあったが、今回、「携帯は持っていないがクーポンを欲しい」「クーポンを欲しいのでLINEの登録からやってほしい」などのお声はなかった。中にはガラケーでもLINEを使っている方もおり、LINEの浸透度を改めて実感した。

 

・消費者にとってはLINE@もLINEも同じ

事業者視点ではLINE@とLINEを分けて考えているが、消費者にとっては事業者側の契約形態など全く意識しておらず、どちらもLINEという認識を持っている。一部の方はLINEとLINE@が違うアプリだと認識している方もおり、消費者向けのポスターやお声がけはLINE@ではなくLINEとご案内した方が分かり易いのではないかと感じた。

 

・紙のクーポン券の価値は高い

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今回のクーポンキャンペーンはオペレーションが若干複雑で、お客様はLINEのクーポン画面を直にショップに持っていく訳ではなく、アトレのインフォメーションセンターか特設カウンターにお持ち頂き、紙のクーポンと引き換えて頂きました。(経費計上の兼ね合いにより)見方によってはお客様にお手間を煩わせているという考え方もできますが、特設カウンターでご案内した体感としては、登録までは「本当に登録だけで500円券ももらうえるのか…」という疑心暗鬼な様子のお客様も登録後に紙もクーポン券をもらうと安心したような嬉しそうなお顔をして頂けるので、やはり手にした実感という重みは重要であると感じた。またアトレの社員から実際にクーポンを手渡しされる事でお客様もアトレからサービスを享受したと強く感じて頂けるので、手渡しの価値を改めて感じた。(これはデジタル時代のリアル店舗の価値に通じるモノがあるので追求していきたい)

 

・特設カウンターはタイプの違う複数名で対応する事が有効①お客様視点

販促担当と2名でカウンターに立ちましたが、100名ものお客様をご対応するとお声がけ頂くお客様の傾向に気がつきます。なぜか訪日されているアジア系の外国人の方は販促担当の方にお問合せを頂き、僕の所には1名もいらっしゃらないなど。(海外のLINEはお友だち登録の際に「追加」ではなく「ADD」と表示されると販促担当に教えてもらいました笑)また、僕らの会には男性の方が多かった印象もあります。お客様によって声をかけやすいタイプというのも当然あると思うので、その時間帯に多いお客様層に合わせてカウンターに立つ人の人選も考えていく事が重要だと感じました。(小売業だと当たり前の事がSC業だとお客様と対面する機会が少ないので基本的な事が抜けがち)

 

・特設カウンターはタイプの違う複数名で対応する事が有効②事業者目線

実際にお客様と対面するとデータでは分からないお客様の動向が分かります。自分自身で感じる気づきも当然あるのですが、同じ時間を共有した人と議論をする事でお客様理解の深みが増すことに気づきます。お客様に対してのお声がけやご案内も一人でやっていれば、同じことを繰り返すだけになってしまうかもしれませんが、2人でやると「こう案内したらスムーズにご案内ができた」「こうすると分かりやすい」「こんなお客様が多いなら○○みたいなCPを今度やった方がいいかも」など施策の精度向上や今後のアイデアなどがその場で議論する事ができます。当社では社長が1日に売場を3時間回るようにと現場には行っていますがそれも1人で回るのではなく、2人で議論しながら回った方が有効ではないかと感じました。

 

 

今回、お客様と対面してたくさんの気づきを得られたので、さらに追求していきお客様への価値向上へと繋げていきたいと思います。

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ゼロをイチにすることの価値

先般、Facebookでもご案内させて頂きましたが、4月21日にアトレ大井町のLINE@が開設されました。

 

日々情報交換をさせて頂いている方からは「どんだけ時間がかかっているんだ 笑」というお声を頂きそうですが、僕自身が一番それを実感していると思います。このたび大井町店でLINE@を開設できたのも、本社の販促担当が大井町店でのSNSトライアル実施の合意を勝ち取ってくれたからであります!

 

立ち上げに合わせてクーポン施策も実施しており、5月7日現在で有効お友だち数が4,294と想定以上の方にお友だち登録をして頂いています。また、ブロック率も10%とクーポン施策を同時に走らせている中では、割と少ないかなと思っています。

 

これからの課題は、会員数を増やしながらブロッグをされない価値ある情報を提供できるかかなと思っています。(そのためにはクーポンの利用箇所などの分析も有効な情報になるんじゃないかと想定しています)

 

このようにスタートしたLINE@ですが、ここまでには本当に紆余曲折あり、SNSをはじめとするデジタル戦略については、自分なりに勉強と情報交換を重ねてきたと思います。それによって具体的な仮説設定や問題が発生しそうな箇所をある程度予測ができたとは思います。しかしそれと同時に、ゼロのまま知識を積み重ねていくだけでは得られない気づきがある事を改めて実感しました。

 

 

【LINE@の画面設定】

30代のおじさん2人で画面設定をするのですが、ガラケーから初めてスマホを与えられたかの如く試行錯誤しまくります。

 

とりあえず有りものの素材をアテてみたりします。

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うん、長体が合っていないね。。。

 

それでもなんとか素材を集めながらここまで完成。

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友だち追加メッセージなんかも、他のアカウントを参考に作成していきます。

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「どう?この絵文字の感じかわいくねー?」

「うん、かわいいっす♫」

なんておじさんで気持ち悪い会話を繰り広げながら、ひとつずつ作成をしていきます。

 

 

悪戦苦闘したものの、作成してみた印象として、LINE@の管理画面は超分かりやすいことを実感しました!ちゃんと設定の手順などのガイドラインやマニュアルへのリンクも分かりやすくできるので、最低限の設定は誰でもできると思います。

さすが、個人の飲食店などもたくさん導入している事も頷けます。

 

 

【開設初日】

友だち登録に合わせてクーポンキャンペーンの画面も仕込み、当日は僕も朝から大井町店に立会います。

 

まず感じたのは、本社と現場の距離の難しさ。電話やメールで綿密にやりとりをしていたものの、準備が追いつかずショップさんへのツール配布は当日の朝となり、ポスターの掲示は開店に間に合わない状態でした。

※開店直後(ポスター掲示が間に合っていない)

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今後、各店に水平展開していく上では、販促担当だけではなく館全体で実施の意義や協力体制を構築する事が重要と考えられます。

 

なんとか開店1時間後にポスター掲示は完了させます。

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午後、中抜けで本社に戻った後に、夕方改めて本社の販促担当と大井町に戻ります。

改めてポスターを見ると、クーポンの告知が分かりづらいことに気付き、即、修正します。

※当初(クーポン特典が分かりづらい)

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※修正後(クーポン特典を目立つように修正)

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これもなぜ、ポスターを制作前に気づけなかったかと振り返ってみると、ポスター制作時は事業者目線でデザインを見ており、ポスターが掲載された時にはお客様目線でポスターを見ているからだと気づきました。

 

 

一通りの改善を完了した後に、館内を回ってみます。

僕も本社の販促担当も大井町店での勤務経験があるので、顔見知りのショップの方にお話を聞いてみると、「ご案内してますよ!」とかおすすめの方法などの質問などを頂き、想定以上に良い反応を頂きました。その声を聞いていると、改めてショップの方はSNSによる売上UPの可能性に期待をしている事を実感します。

 

 

またお客様もポスターのQRを直接読み取ってスムーズに友だち登録をしている方が多く、僕らが考えている以上にリテラシーが高いことも肌で感じました。

そしてTwittre上にもポジティブな反響を頂けており、成果を肌で実感しています。

 

 

 

ここら辺の一連の体感は実施前には得られなかった事で、どんだけ考えを巡らせても、実施する事で得られる成果には勝てないし、実施をする事で更に得る知識に深さが出てくるのだと改めて感じさせられました。

 

今後、大井町店ではこのLINE@を皮切りに、TwitterFacebookinstagramを開設していく予定です。

 

 

■各ツールの役割の仮説

LINE@→TwitterFacebookinstagramの順で、短期集客(すぐ使える情報)→中長期集客(ファンづくり)の流れで運用をしていく。(LINE@が最も短期集客の使い方)

 

【LINE@】

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(目的)

・アトレ利用者に価値のある館主催の情報を発信し、入館者増を狙う。

(告知内容)

・キャンペーン、フェア

・新店、催事ショップオープン情報

・他デジタルツールの開設情報

(KPI)

・有効友だち登録数

 

Twitter

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(目的)

・ヘビーユーザー向けにその日の館情報を発信し、入館者増を狙う。

・館⇔ショップ、ショップ⇔ショップの相互フォローによって情報の回遊や館の一体感を情勢する。

(告知内容)

・各ショップの店頭情報(店頭平台のフェア変更等)

・その日限定のオススメ情報(プレミアムフライデー、その日の特売情報等)

・ショップ発信のリツィート

(KPI)

・フォロアー数

・出店ショップのTwitter実施店舗数

 

Facebook

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(目的)

・館内イベントの告知及びアーカイブ化による購入以外の魅力発信

・アトレHPで実施しているショップブログをブラッシュアップ(商品のストーリーやショップスタッフに着目した情報)し、Facebookでリンク発信し、ショップの隠れた魅力を伝える。

(告知内容)

・イベント情報(実施後レビュー含む)

・ショップブログリンク

(KPI)

・フォロアー数

・リーチ、リアクション数

・イベント参加人数

・ショップブログ閲覧数

 

instagram

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※迷い中。もしかしたら、下記の役割はFBに置き換え、別の使い方をするかも

(目的)

・館コンセプトに沿う発信を行い、共感者(フォロアー)のニーズを探り、館施策へ反映させる。

・フォロアーからアンバサダーになり得る方を発掘する。

(告知内容)

アトレ大井町店の重点ターゲットであるファミリーに着目した発信(子育て、料理等)

(KPI)

・コンセプトに反応、共感して頂ける方との繋がりを獲得

 

 

LINE@で学ばせて頂いた通り、想定通りに行かない事が多々あると予想されますが、まずは仮説に合わせて運用し、お客様目線で違和感を感じれば、修正を繰り返しながら、お客様にとって価値ある物になるように推進していきたいと思います。

 

あとは、自分達の手を離れても本質が忘れられずに運用される仕組みづくりも大きなテーマかと思います。