#ちょゆきアトレ辞めたってよ その①転職活動のきっかけ
といっても3カ月経つのでいまさら感がありますが、日々新しい情報がアップデートされて、古い記憶がなくなっていきそうなんで初心を忘れないためにもまとめておこうと思います。※そしてこのブログも寝かせすぎて2017年9月19日以来の更新。。
転職のご報告をするのにあたり、よく言われたのは以下の3点でした。
① なぜめっちゃ安定している会社から転職するのか?
② なぜ異業種、そしてサプライヤー側に転職するのか?
③ 恵比寿店に異動したから辞めるの?(もしくはデジタルに関わる部署じゃなくなったから?)
以上の問いをふまえつつ、時系列でまとめていきたいと思います。
2018年2月から転職活動を始めたきっかけですが、当時取り組んでいたデジタルの戦略で自分が思うようなアウトプットを出せなくなったのが活動の1歩目を踏み出すきっかけになりました。
デジタルマーケティングとの出会い
僕がデジタルの業務に関わり始めたのは2015年11月で最初のきっかけはアトレでのECの実装を検討せよというお題からでした。
結局ECの実装は見送られたものの、そこをきっかけにデジタルを活用した顧客コミュニケーション戦略という上段の戦略に話は昇華し、そこから駅ビルアトレがやるべきデジタル戦略の策定を進め、SNSの導入やHPの改修、インバウンド戦略の実施などに形を変えていきました。
当時、僕はマーケティング戦略室という部署に所属しており、マーケティングを軸とした館運営や開発業務を行えるための仕組みづくりを行うべく、ポイントカードの分析やマーケティング研修の策定・運用などをやっていました。
あと、このプロジェクトにも参画してました。
上記の業務と並行して、多かったのは新規プロジェクトの推進でした。
社長直轄部署ということもあり、実務部署に落とす前の勉強をする案件も多く、デジタル関連業務もそのような流れで取り組むことになりました。
しかし、社内に全く知見がないなかでの勉強は困難を極め、僕が行ったのはとにかく外に出て情報収集を重ねるという事でした。
とにかくセミナーに足を運び続けてご登壇者とFBで繋がり、タイムラインに流れてきた次回の登壇予定をチェックしセミナーを受け続けるということを繰り返しました。(当時はまた来たの!と言われることが成果だと思って参加してました)
合わせてやってきたのが、自分が気になる記事を自分なりのコメントを付け加えてシェアするという事。
これは、特にデジタル業界で登壇されている方がよくやっており、そのシェアをきっかけにコメント欄で議論が繰り広げられるという事を目の当たりにしたためです。
現時点でデジタルの実務を持っていない自分が知識をきちんと血肉に変えていう方法はこれしかなかったため、世に出ている記事に自分のコメントでデジタル上にアップすることは当時の自分からすると非常に勇気がいる行為でしたが、そのような取り組みを続けていきました。
並行して取り組んだのは、リアル店舗のテクノロジー活用を体験するという事。
デジタルを勉強していく中で確信をもって感じていたことは、
「アトレのデジタル活用はリアル店舗の価値を上げるために使われるべき」
オムニチャネル化が進むことで、消費者の買う場所の選択肢はどんどん増えていくことが想定されました。しかし、アトレが選択肢増による収入減をECで稼ぐという考え方はどうも腑に落ちませんでした。リアル店舗アトレがより使いやすく、より魅力的に、より身近であるためにデジタルは活用されるべきだと考えていて、今でもそうであると思っています!
そう考えることができるようになったのも同業界であるパルコさんの考え方に深く共感したことも大きな要因であると思います。
そんなことを続けていくことで、こんなイベントも開催することができました。
人が人を呼び半分ぐらいは初対面、かつ署名なイベントで登壇されているような面々がアトレ恵比寿店に集まっている。その場を作り出すきっかけを自分が作れたことに大きな喜びがありました。
そしてこのブログを始めるきっかけもこんな投稿から、、、
なんてことを繰り返しながら、自分の業務もどんどんデジタルを中心とした内容に変わっていき、SNSのテストマーケティング、LINE@の(泥臭い)獲得キャンペーン、ホームページの改修、ソーシャルリスニングを軸としたインバウンド戦略の策定などに取り組んできました。
しかし、社内でデジタルの案件が増えていくことに反比例して、どんどん業務推進の難易度も上がってきてスピード感をもってチャレンジを行うことや自分でパートナー会社を選んでいくことが難しくなっていきました。それは当然、会社の中でデジタルが重要視されてきたということなのでとてもよいことだと思います。それだけの評価を会社に頂けたことも有難いと思います。
ただ、脇目も振らずに走ってきたフェーズからこの時期に踊り場に突入したことが、改めて自分のキャリアについて考える大きなきっかけにもなったと思います。
明確にやりたいことが見えていたわけではありませんが、この時期(2018年2月ぐらい)から、アトレに残るという選択肢も含めて転職活動をスタートしました。
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